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遠い記憶

 


ふと、物凄く切なくなることが有ります。

その時、頭に浮かぶのは自分が全く知らない、女性とその2人の子供です。

「家に帰らなくては」

と非常にやるせない思いに駆られます。

どこの町かは分からないのですが、あの角を曲がると薬局が有ってその向こうにアパートが有り2階の真ん中の部屋のドアまでは覚えています。
女性は、私の妻らしく子供も自分の子供のようですが何故か別れ別れになっていて、

「帰らなくては」

と気が焦ります。

そして、”はっ”と気が付きます。
そう、自分には現実に妻と1人の息子がいます。その事に気づくと今までの”切なさ”、”帰らなくては”のせっぱ詰まった感じから解放されます。

本当は、過去に結婚していて忘れているのかと思ってしまいますが、そのような事実は一切ありません。

よくきく言葉に、”生まれ変わり”と言うのが有りますが、前世の記憶が残っているのでしょうか。
前世と言っても、余り昔の光景とは思えません。

また、忘れた頃に、あの切ない感じが蘇ってきます。

こういう経験をされる方は居るのでしょうか。