右ストレート
2001/02/04
私の体験談を書きます。
6年くらい前夜10時位に就寝した時のことです。
突然、
「ふ〜っ。大好き。絶対離れない。」
と右耳の至近距離からもの凄い嫌な感じで冷た〜い吐息を吹き付けられました。
あまりの事で思わず、”がばっ”とふとんから飛び起きるとちょうど自分の右側にに白い着物の婆さんが座っていました。
まだ、若いきれいな女性で有ればもう少し違った感じが有ったのでしょうが、 そこには、真っ白着物を着た婆さんが座っていたのです。
数分、いや、数秒だったかもしれません。
お互い、目と目が合ってしまいました。
無意識に右ストレートをその婆さんに繰り出したと同時に白い婆さんは消えてしまい ました。
上半身だけ起きあがった状態で時計を見ると10時40分というのだけ覚えていま す。
部屋の中は真っ暗で目覚まし時計の数字の青い光が微かにその回りを照らしていまし た。
それからしばらくは寝るのがとっても怖かったです。
後にも先これだけだったのですが、何かの拍子に、あの、
「ふ〜っ。大好き。絶対離れない。」
の声が蘇ってきます。
あれは、何だったのでしょうか。
あの婆さんは、自分の何が気に入ったのでしょうか。
”あれは、夢だった!”
と自分に言い聞かせていますが、今でも離れずにいるのでしょうか。
<uenoさん>