心霊写真

2001/06/19

お久しぶりです。
気がつくと半年もご無沙汰していました。
さて、最近テレビで心霊写真の特集が増えたようで、それを見ていて思い出したこと があるので書いてみようと思います。

写真に写りこんだ赤い光は霊の怒りを表し悪影響を及ぼすって本当でしょ うか。
私は十年以上も前に、社内旅行で撮った写真にやっぱり赤い光、というようり炎のよ うなものが写ったことが ありました。
たしか二枚くらいだったと思います。
それはある湖のそばでした。
写真 の三分の一が炎に包まれていたと思います。
そして、足下には骸骨のようなものも二、三体写っていました。 　

その後、職場での悩み、恋愛の悩みなど一気にどん底に落とされるような事態に陥 りました。
帰りの電車を 降りて自宅へ向かう途中に踏切がありました。
毎日、その踏切に立つたびに飛び込みたいという衝動にから れるのです。
悩んでいたから、といえばそれまでですが、飛び込め、という声に必死で抵抗していたもう一人の 自分もたしかにいました。

そんな日々が半年も続いたでしょうか。
私はふと、写真の ことが気になって、本屋で その手の本を購入してその著者へ郵送しました。
そしてお払いをお願いしたのです。
今のように心霊写真をテレビ局で募集していなかったので。
何はともあれ、その写真 を手放してから、少しずつ ではあるけれど、事態は変わりました。
踏切に飛び込みたい、という呪文からも解放 されました。
今でも、テレビで赤い光が走った写真を見ると、当時のことを思い出します。

ちなみに、その写真を撮った湖とは、最近、ある事件の犯人が変死をした湖です。


＜グレイスさん＞