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電磁波

2002/07/16


毎日とても暑い日ですね。
この体験は好奇心からとかではなく 本当に何の気なしに起こったものです。

わたしの住んでいる町にも心霊スポットと言われる所があります。
特に、野次馬根性って訳ではないのですがちょうど用事があっての帰り道、 その場所を通り過ぎました。
時間は、そう、夜の7時くらいでしょうか。
夕暮れのまだ暗くない、どことなくぼやけた明るさが残る時間帯でした。
主人と2人で車でその場所を通り過ぎた時、突然、

”タンタララララン....”
”ピーピピー、ピーピピー...”

2人の携帯電話が車内で大音量で鳴り出しました。
心霊スポットで...、と言うよりもその音でびっくりしました。
主人などはハンドルを取られて側溝に落ちそうになったぐらいです。

すぐに停車して、主人は胸ポケットから私はハンドバックから携帯を 取り出しましたがその時点では既に鳴りやんでいました。
お互い、着信履歴を確認しましたが、なんと、着信履歴には今の着信音に対応する 履歴がありません。
2人はお互い顔を向け合い、言いたいことが嫌と言うほどわかり回りを極力 見ない様にして再び車を発進しました。
その時は、エンジンがかからなかったらどうしよう。
足下を見たら女の人が...とか、 ありとあらゆる心霊話の場面が脳裏に蘇り生きた心地がしませんでした。

その後無事に帰路に着きました。
部屋のなかで一息つき、

「やっぱ、幽霊とかって、電磁波と関係があるのかなぁ」

とぼそりと言った主人の言葉でまた恐くなり、お互いの携帯電話に塩をふりました。
幽霊やそうゆうものって、電磁波と何か関わりが有るのでしょうか。


<pockyさん>