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2002/03/05


私の弟の話です。

去年の秋のことです。
弟は仕事で夜中になり高速をとばしていました。
雨が降り出しましたが、速度を落とさずにいたところ ピカッと光が見え、

『しまった!』

と思っても後の祭りです。
速度監視器にひっかかってしまいました。
次の日から3日間、弟は40度の熱が出て寝込んでしまいました。
私が弟の車で買い物に行こうと乗り込んだ時首の後ろが逆立ちました。
助手席の母に

「お母さん、なんか気持ち悪くない?」

と聞くと

「別に」

というので、そのまま買い物に行きました。
帰ってから気になるので、お酒と塩を車の周りに撒いておくことにしました。
後日、速度違反で弟が警察に呼び出されました。
ひとしきり速度監視器の説明があった後、説教されたそうです。

「自分な、高速で事故したら怪我ではすまへんで。 雨の日降っとって、子供乗せとったら、なお、アカンがな」
「えっ!?オレ一人ですよ」

と言いながら、内心

『人違いで免れるかも…』

と期待していたそうです。

「何言うとる。ばっちり写ってるで」

と見せられた写真には、眠そうな顔をした弟の隣に、カメラ目線でピースをしている 5,6歳くらいの男の子が写っていました。


<M.Mさん>