戻り


聞こえる?

夜の訪問者

ホテルの女

里山トレッキング

老猫

2段ベッド

猫婆さん

廃墟

トイレの怪

社内旅行

新人研修

3歳の頃の思い出

カレーライス

トンネルの上

天井

迎え火の思い出





へ戻る









319話



Package 10

Package 9

Package 8

Package 7

Package 6

Package 5

Package 4

Package 3

Package 2

Package 1

不思議話へ戻る


カレーライス

2011/01/11


怖い思いをしました。

友達3人で、2泊の予定で某キャンプ場へ行きました。
その日は、テント設営、夕飯の支度とあわただしく時間が流れ
夕食時、やっと一息というときでした。
回りは複数のグループがわいわいと食事などをとっています。
僕達もカレーライスを食べながら雑談していました。

僕がカレーを食べていると正面の○○君が唖然として僕を見ています。
何かなぁ〜と思っていると僕の左側に何かが...
顔を向けず(何か怖いので)目をそちらに向けると、
誰かが覗いている。

僕は無言のまま立上り、即効で事務棟へ..
友達2人も一緒に。
もう一人の友達は何がないやら分からずと言った様子。
その騒ぎを聞いて、キャンプ場の人が出てきて

「何々、どうしたの」

僕は、今のいきさつを話すと、

「今日は、中で寝ていいよ」

と、何も見ていない友達が寝袋をテントから持ってきて
事務棟で寝せて貰うことになりました。

「たまにあるんだけど、なんでもないから」

と言ってそそくさと帰宅してしまいました。
1人は不機嫌、僕ともう一人はガクブルで一晩過ごし
2泊予定を切り上自宅に戻りました。

数日後、3人冷静に分析すると、
僕が食事をしていると正面の友達は僕の顔の左側に
水の波紋の様なものが浮かび、みるみるうち長髪の男の顔となり
僕のカレーをジーと見ていたらしい。友達はかたまり、僕が逃げるのと
同時に立ち上がり、もう一人を引っ張った逃げた。
テント撤収のとき僕のカレーが皿(紙製)の有ったのか覚えていない。
僕が思うに、

「あれって、腹すいてたのかなぁ」




<トッシーさん>


ASUKA  ASUKAのお店