２Ｂ弾について

2000/04/11　

２Ｂ弾その破壊力に関してお話ししたいと思います。

いろいろな遊び方は有りますが、その破壊力は当時の子供には十分すぎるものがありました。

砂場で砂山を作り、そこに２Ｂ弾と同じ位の細い棒を用意します。
砂山にその棒を刺し穴を空けておきます。
そして、２Ｂ弾を着火しその穴に挿入し砂をかけて穴を塞ぎます。数秒後、

「ボムッ」

と言う音と供に砂山の一角が崩れます。（少し砂が飛び散る。）
その後、その当たりはへっこんで黄色い煙がゆらゆらと上がっています。
この砂山が崩れる光景は、当時の円谷プロの特撮の様で興奮しました。
最後に立ち上る黄色い煙もその情景を彩るのに十分なものを持っていました。

もう一つは、少し危険でしたがコーラの瓶に２Ｂ弾を入れて爆発させる事でした。（瓶は、コーラ瓶に限らず何でも良い）
爆発とともにコーラ瓶は”ビキッ”と言う感じで大きなひびが入ります。時には、割れてその破片が飛び散る事もありました。
瓶の中は、やはり黄色に染まっていたと思います。

”カエルのお尻に...”と言うのが有りましたが、カエルのお尻に入れると小さなかえるの場合は、動けなくなるので面白みにかけますが少し大きなガエルの場合は、逃げながらお尻から出た２Ｂ弾の黄色い煙を引きずって逃げます。
カエルの場合、全般に体が湿っているので爆竹ではカエルの湿気で火が消えてしまいます。やはりカエルには２Ｂ弾でした。
数秒後爆発しカエルはその一生を終えるのですが大きめのカエルの場合はまだ生きていたりします。
今思うと残酷ですが、爆発後の下半身がボロボロになったカエルに対して、

「スゲーッ」

とみんなで歓声を上げていました。

２Ｂ弾。当時の楽しかった思い出が蘇ります。
もう一度遊びたいと思います。どこに売っているのでしょうか。