昔 話



銀玉鉄砲

 


祭りの日、男の子が必ず持っているものに”銀玉鉄砲”が有りました。
最近は、祭りの日に持っている子は見あたりません。

銀玉鉄砲とは、プラスチック製の短銃でその弾丸として粉を丸く固めて銀色に塗ったもの”銀玉”を使います。
銀玉は、マッチ箱位の箱に50発ほど入っていてそれを全部銀玉鉄砲の装着し打ちまくるというものでした。
当たってもそれほど痛くないものですが、目など当たると大けがをします。

これを 他の町内のやたい(山車の事です)とすれ違い時に敵(他の町内の悪ガキ)に対して攻撃を始めます。それだけのことですが非常に楽しかったのを覚えています。

弾丸もそれほど高いものではないですが、弾丸の空箱は捨てずに持っていて攻撃が終わった後、道に落ちている銀玉を拾い銀玉鉄砲に装着し次の戦いに備えます。

勝ち負けは有りません。ただ、打ちまくる醍醐味を味わうものです。



  



へ戻る




 あなたのお話を投稿する






防犯用小型カメラ販売館

   

チューニング×カスタム カーパーツ販売館